大宮エリー 星空からのメッセージ展


ネットをウロウロしていたら偶然であったこの展示の案内。
大宮エリーさんは知っているけど、こんな展示をしているなんて全然知らなかった。

迷い女子・お疲れ女子へ 大宮エリー『星空からのメッセージ展』で癒されよう “この世界は自由自在”

この頃、恥ずかしながら「癒やし」という言葉に非常に弱いのだ、ワタクシ。あー、あるある、そういう女子よくいるよね〜なんてバカにされてもしょうがない人間なんだけど、この半年ちかく、私はずっと息を止めたまま深い深い海の底に向かって潜りつづけているような状態だった。海の底には自分が求める真実があると勝手に思い込んでた。でも海の底には何もなかった。ただ、そこには失望と絶望と悲しみと苦しみしかなかった。今は、すっかり息も切れてしまって私は海の底からは全く見えない海面を再び目指そうともがき苦しみながら泳いでる。
息は切れてしまっているので、死んだほうがマシだなぁと本当に心から思って、睡眠薬で自殺できるのか、楽な方法で死ねないか、そんなことをここ数ヶ月毎日考えていた。
まだ答えは出ないけど、きっと答えはないんだろうけど、前に進まなきゃと思ってるこの頃、偶然この展示に出会った。

ああ、私は素直にこの展示に行きたいと思って、珍しく一人で新宿まで。
明日で展示は終わりなんだけど、明日も行きたいと思える素敵な展示だった。
もう少し人が少なかったらもっと展示内を座ったり寝転がったり、しながらいろいろ考えたり、もっと気付かされたり、癒やされたりできたのかも。

まるで癒やされなかったみたいな書き方をしてしまったけど、そんなことはなくて、私は暗闇なのをいいことに一人で泣いていた。
涙が溢れるほどではないけど、私は泣きそうになっていた。

この数ヶ月私は精一杯心を尽くした。
自分が壊れてしまいそうなほど盲目に心を尽くした。精一杯自分ができることを自分がしたいと思うことをやってみた。
私は私を傷つける人を信じていた。
信じることでそれが真実になると思っていた。
でも、私が求めている答えはもうどこにもない。
だから、求めることも信じることもやめよう。
これ以上答えは出ないから。

この半年、私はたくさん傷ついた。その傷は多分癒えても傷跡は残り続けるだろう。そしてふとした瞬間にその傷は痛むのだろう。

でもそのたびに、後ろを振り返らずに、いや振り返ったとしてもそこにあるのは暗闇だけ。孤独な深海があるだけ。
深呼吸して自分が前にすすめることを期待して、信じてあげなきゃ。

涙は溢れるけど、その涙の成分がいつか変わる日が来ると信じている。

良い展示でした。













2013.09.29 Sunday | 20:12 | comments(0) | trackbacks(0) | おでかけ | 

武蔵野カンプス

 私の好きな攻殻機動隊の監督などもされておられる神山健治さんが所属しておられるProductionIGが実は近所にあることを最近知った。
もともと神山監督がtwitterで三鷹や吉祥寺のことをつぶやかれることが度々あったので、気にはなっていたのだが、改めて調べてみたら自宅から15分ほど歩いたところだった。
しかも、1階には武蔵野カンプスというピザレストランがあるらしく、一般の方も利用出来るとある。行ったことのある人のブログを見ると壁に後藤さんを始めとする著名なクリエイターのサイン入り直筆イラストがあるみたいなので、早速いってみた。

到着したのが15時近かったので昼の込み具合はどんなものかは分からなかったけど、場所がちょっと普通には分かりにくい場所なので、お客さんの数も少なかった。
そもそも、ここがプロダクションIGの経営するレストランだと分かってきている人がどれだけいるのかわからないのだけど、ぱっと見る限り、小さな赤ちゃんをつれた30代前後の男女とかジョギングの帰りに立ち寄った感じのカップルとか一人できている女性客とか60歳代の男性二人組とかそんな感じで、私みたいに「わー、後藤さんのイラストだー」とか嬉々としている人は少なくとも見かけなかった。

ルールとしては席に付く前にカウンターで先に注文するらしい。
店員の女性も特に愛想を振りまくわけでもなくむしろ淡々としてる。
私が訪れたときはちょうどサインのある壁に最寄りの席の客がでていくところだったので、その後その席を陣取って、写真をとってみた。
正直、勉強不足でプロダクションIGのクリエイターの皆様のお名前を存じておらず私がわかったのは素子の横顔を書いている後藤隆幸さんと、右上の森見登美彦さんくらい。(ちなみに森見さんはプロダクションIGの方ではなく小説家の方です。日付がちょうど昨日になっていたので昨日ここにお見えになってサインを描かれたみたいです)
神山監督のサインがわからなかったのだけど、家に帰ってネットで調べたらどうも私が認識する限りではちょっと見当たらなかった。
あと、この壁ではない壁にもサインがいろいろあって、TMRって書いてあったんだけど、あのTMさんですかね・・・?プロダクションIGとどういう関係が?(詳しくなくてあまり知らず)

ちなみに、私はここの売りである窯焼きピザではなくパスタを頼んだ。
これがそのパスタ。本日のパスタはキノコのトマトソースとかそんな感じだった気がする。ちょっと辛味がある感じの濃厚なトマトソースだった。美味しかった。
うちの旦那さんはピザを頼んだのだが、本格的な窯焼きピザで見た目も美味しそうだったけど、実際にもおいしかったようで、一人でペロッと1枚たべていた。

あと、ここは基本セルフサービスなのだが、サラダとドリンクは食べ放題(飲み放題)なので、結構満腹になる。あと、リクエストをつけるならばサラダ以外に、フルーツかデザートがあるとより満足度が高くなるかな・・・。
お昼のメニューは6つくらいしかないのでもっと堪能したい方は寄るのディナーに行くのをおすすめしたい。
という私はディナーにはいってないので、今度は夜にでかけてみようかなとおもう。

それにしてもこんな有名な制作会社が家の近所にあるなんてさすが東京だな・・・と東京に住み始めてまだ5年しか経ってない私は思うのであった。

追記:以前行かれた方がグッズも売っていたとかいておられたのだけど、私が行ったときはグッズを売っているような場所は見当たらなかった。やめちゃったのかな・・・?
2011.01.30 Sunday | 23:03 | comments(0) | trackbacks(0) | おでかけ | 

フラワーセンターと親孝行

今年は久し振りに、眺めの盆休みで実家に帰りました。
丹波篠山まで足を伸ばして、城跡の近くにあるうどんやさんで親子3人豚肉うどんの鍋をつついたり、普段あまりしないことをしたのですが、その時にもう少し足を伸ばしてフラワーセンターみたいなところにいってきました。
でも盆休みのフラワーセンターってなんにも見ものがないんですよね。咲いてる花がない!
なので、真夏で暑いのに温室の中をうろうろしてきました。
そこでとった写真がこれ。
正直、見ものはこの花の咲いている部屋くらいでしたねー。父はと言えば、花も見ずに休憩喫茶室でかき氷食べてたくらい。私と母が広大な敷地内の温室をぶらぶら。他にお客さんも殆どおらず。地方の県立とか公立の商業施設って多分こんなだよね。本気で儲けようとしてない感じがプンプン。いいの〜?こんなでいいの〜?って感じでした。
本当は多肉植物ちゃんがないかなーと期待してきたのですが、ひとつもなくて、売店にほったらかし状態のあまり綺麗じゃない多肉ちゃんがいくつかあるくらいで、その点も残念でした。
でも、久しぶりの家族ドライブだったので、そういう意味ではなんだか楽しかったなー。オトナになるとなかなか家族でお出かけってしなくなっちゃうから、こういうのは貴重な時間だな、と。
何気にこの年になると妙に親孝行とかそういう事ばかり頭に浮かびますね。あとどれくらい親と一緒にいられるだろうか、とか。ほんと、こういう気持ちは20代後半あたりから急に湧いてきたんですが、世間一般でもそんなもんですかね。
2010.08.14 Saturday | 13:34 | comments(0) | trackbacks(0) | おでかけ | 

八重洲・有楽町アンテナショップめぐり

シルバーウィークとやらが今年はありましたが、特に遠出もせずに近郊をうろうろして過ごしました。
そんな中、テレビで都内のアンテナショップの紹介をしていたので、いってみることにしました。
都内には全国各地の都道府県の特産品や情報などを都内で手に入れることが出来るアンテナショップというものがいくつか点在しているのです。
しかもそれはほとんどが八重洲、有楽町(特に有楽町)周辺にあるということなのです。

まずは、東京駅で降りて八重洲へ。
ここには北海道と京都のアンテナショップがあります。
京都のアンテナショップではなんと偶然に9月中のみの展開だという私の好きなブランドseisuke88のかばんが販売していたので、思わず購入してしまいました。
おおー、超かわいいのぅ。
と以前から購入を検討していたかばんだったので、この想定外の出会いはかなりテンションあがりました。だって、10月に来ていたらこの出会いはなかったわけですからね。
あとは私の好きな西利のつけものを買いましたです。
大阪にいるときから西利の漬物は好きだったのですが、ちょっと高いんですよね。
まぁせっかくだから。買っちゃいます。

で、そのあとは有楽町へ移動して、いろいろなアンテナショップをめぐったわけです。
有楽町・銀座アンテナショップ連絡会というものが存在しており、そこでマップを作ったらしく、JTB有楽町支店で無料配布しているので、それを見ながらの散策となりました。
どこのアンテナショップもにぎわっているんですが、圧倒的な人気は北海道。
北海道はやっぱ資源が豊富ですし、お土産数がたしかかなり多い土地なんですよね。
なので、店舗も他の県よりかなり大きめでした。もちろん取り扱い点数もはんぱないです。ソフトクリームのところは列が出来てましたし。
ただ、なんでかわからないんですけども、やっぱりあらかじめアノ商品がほしいとか決めておかないと数が多すぎて、悩んじゃうんですよね。
手当たり次第買うほどでもないし、どうしてもほしいかといわれるとなじみがないので、まぁいいかとなってしまう。一度お土産でもらって食べたのがおいしかったからほしい!とかだと目的がはっきりしてて大丈夫なんですけど、特にそういう思い入れもなかったので結局何も買いませんでした。
出身地のものがあればよかったんですけどね、大阪のアンテナショップがないみたいで。

でも、アンテナショップめぐりっていうテーマでいろいろめぐれるのでおもしろいですよ。普段みかけない商品がたくさんで、テーマパークに来てるみたいな感じかも。
2009.09.28 Monday | 18:08 | comments(0) | trackbacks(0) | おでかけ | 

吉祥寺カフェ 無花果とdarcha

隔週で通っている鍼灸院の近くに洋服やサンがあったんですが閉店してしまい、春ごろにその空き室にカフェが入りました。
気にはなっていたんですが、入らずじまい。
先日、吉祥寺でぼんやりする機会があったので、のんびりといってみました。

無花果
お店のブログ

いちじくって↑こんな漢字なんですね。
お店の外観はこんな感じです。
ビル自体はたぶん古いんだけど、ちょうどアンティークな感じになってます。
このお店の扉のペパーミントグリーンがとてもかわいい。
さて、お店自体はとても小さくて10人も入れば満員です。
娘さんとお母さんがなかよくやっているカフェです。
ひとりでぼんやりするにはとてもいいかんじ。
夕方に着たのでケーキとお茶を頼みましたが、夜や昼はちゃんとしたごはん系の食べ物があるみたいです。
なぜわかったかというと、お店に自由帳みたいなのがあって、お客さんが感想をかいてるんですが、そこに食べたものが書いてあったからです。
私も一応うさぎとかの漫画をかきのこしてきました。すっごいオチナシ漫画を。


そして、昨日は別のカフェ「darcha」へいってきました。

※お写真はworld wide cafeさんから拝借いたしました。
昨日は天気も悪く肌寒かったので、あったかい玄米キナコ茶(?)をたのみました。
あと、抹茶くずもちも。お店は女性一人でやっておられて過剰なサービスなどもなく、結構放置プレイ気味なのですが、それがいやな感じじゃなくてダラーんとできる感じでよかったです。
吉祥寺駅からは離れていて、かつ古いマンションの1室でやっているので気がつかない人も多そうなんですが、私がいるときは最初は60代くらいの女性二人がおしゃべりしてて、そのあと、一人の女性、そのあと、20代くらいの女性2名が入ってきてたので、ほどよいかんじですね。
大声でおしゃべりするような雰囲気ではないので、午後昼下がりにまったりしたいひと、おすすめです。フレンチトーストが超ふんわりでおいしかったので、また近いうちにいきます。たぶん。
2009.09.28 Monday | 17:50 | comments(1) | trackbacks(0) | おでかけ | 

4月のお出かけと買い物

▼池袋⇒護国寺⇒六義園⇒巣鴨⇒東池袋

特にもとから目的があったわけではないのだけど、昼から出かけるのによくて空いてそうな観光地をめぐるということで、東京メトロのオススメ散策コースになっていた、上記コースを徒歩でめぐることにしました。

護国寺は山県有朋、大隈重信とか三条実美とか幕末ファンでなくても有名な方々が眠っているそうです。大山倍達とか梶原一騎とか意外な人もここで眠っています。
時間の関係から墓地へは行かなかったのですが、当日は茶会が多く開かれていたようで、着物姿の女性が多く見受けられました。

次は六義園
こちらはあの三菱の創始者岩崎弥太郎の所有物であった庭園の一つです。
一つ、というのも、彼は清澄庭園の所有者でもあったそうです。当時荒廃していた庭園を買い取り、社員の保養地としたそうです。
もし、彼が買い取っていなければこまかく分譲され、普通の宅地になっていたのかも、と思うと、彼の功績は財界以外にもこのような形で多く残っているのだろうなとふと思いました。まぁ、必ずしも力のある人物が買い占めることがよしとはいえないのですけどね。
私が行った時期はちょうどつつじが咲き乱れており、観光客もほどよくいました。
都内の庭園はどっと観光客が来ることが少ないのか、意外と静かでオススメです。
都内とは信じがたいほどの鮮やかな緑と静かな池を見ながら、園内で抹茶を飲んで和菓子を食べたりできます。

さてつぎは巣鴨。
おばあちゃんの原宿に着いたのは17時過ぎだったこともあって、テレビで見かけるような人ごみはなくて、やや閑散としたイメージでした。
お店も半分ほどしまっており、思っていた通り老人の夜は早い。
とりあえず、とげぬき地蔵を参って、母へのお土産に赤パンツを購入しました。
へその下にある丹田に赤いものが効くそうですが、素朴に肌で色を認識できるのかという疑問が。トウガラシがついているとかならともかくね、赤いだけで効能はいかほどなんでしょう。

そのあとは、都電荒川線に乗って東池袋まで。
路面電車のようですが、結構普通に電車でした。一両編成なところがこじんまりとして情緒があります。

東池袋から徒歩で池袋まで戻ると、池袋は若い男女でごったかえしてました。
さっきの巣鴨とは大違い。

それにしても歩き疲れた。7kmくらいは歩いたのかな。
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2009.04.20 Monday | 17:37 | comments(0) | trackbacks(0) | おでかけ | 

ダイアログ・イン・ザ・ダーク in 東京(3)

おじいちゃんの家に着きました。
我々は縁側のほうから来たようです。
縁側で靴を脱ぎ、座敷に上がります。
畳の匂い、そして感触。
ちゃぶ台やその上にある果物。
机の上にある鉛筆や鉛筆削り。
何かを見つけるたびに、声を出して情報を共有します。
靴を脱いだらもう一度ちゃんと自分の靴を履けるのか不安だったので私は持ってあがったのですが、何人かは持たずにあがり、ちゃんとその後も履けたようです。

さらに、ブランコに乗ったりしながら歩みを進めていると、足元の感触がぼこぼこ。
「あ、これは点字ブロックじゃない?」
さとちゃんが答えます。
「あ、やまださんよくその名前を知っていましたね。うれしいです。」
点字ブロックを視覚のない状態で踏みしめると普段よりずっとしっかりとした感触がします。

さとちゃんが続けます。
「そろそろ皆さんしゃべり続けてのどが渇いたでしょう。僕のなじみのバーがあるのでご案内しましょう。」
皆の気配を感じながらおそるおそるついていくと、バーテンダーがいました。
「さぁ、ここにイスがあります」
そういってイスの背もたれ部分を私に触らせてくれました。
自分がどんな場所のイスに座ったのかもわかりませんが、前にある机がどれくらいの大きさなのかも分かりません。
しかし、8人がおそらく一つの長方形っぽい机を囲んで座っていることがお互いの情報などからわかりました。

「ようこそ「バー暗闇」へ」
そういって、バーテンダーはメニューを読み上げました。
「ビール、ワイン、リンゴジュース、ウーロン茶どれがよろしいですか?ここでは、手を上げて人数を把握することが出来ないので、声で確認します。」
「ビールの方」
「はい!」「はい!」
「お2人ですね。」
そんな感じで、オーダーを確認していきます。
私はさきほどバーテンダーが手を上げてもわからないといったのに、「はい!」といったときに手を上げてしまいました。
でもそれが分かった人はもちろんいません。

リンゴジュースをオーダーしたのですがその味はおそらく果汁100%のものだったと思います。
意外と嗅覚や味覚だけでもわかるものです。
ビールの方はちゃんとバーテンダーからついでもらっていました。
「えー!どうしてわかるのー?」
いっせいに声が上がりました。
答えは教えてくれなかったのですが、ビールなど特に泡があとからでてくるものをどうやってこぼさずについでいるのでしょうか。不思議です。
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2009.03.26 Thursday | 14:04 | comments(0) | trackbacks(0) | おでかけ | 

ダイアログ・イン・ザ・ダーク in 東京(2)

係員は説明を終えると、自分がこの入り口までの案内であること、更にこの先にあるカーテンから向こうはアテンダントと呼ばれる人が案内してくれることを告げました。

そこに体の大きな男性が現れました。
彼は「佐藤さん」(←漢字は間違っているかも)で、みんなからは「さとちゃん」と呼ばれています、と自己紹介をしてくれました。
そして、さとちゃんは我々にも自己紹介をするように促します。
皆さんの名前と声を覚えるために、と彼は言います。
あ、そうか、見えないということは名前と顔を一致させるのではなく、名前と声を一致させる作業をしなければならないのです。
薄暗い中で自己紹介とは人生で初めての体験。
それぞれが自分の名前やニックネームを告げます。
私が参加したグループは先ほどのメンバーです。親子連れの女性はお子さん2人と参加です。
呼び名をどうしようかと戸惑っていると、カップルの男性が「親子だから、母、姉、弟でいいんじゃない?」と提案をしました。ヒップホップ系の格好をした男性は自らを「ペンギン」と名乗りました。カップルの男性は苗字を名乗り(仮に矢田さんとしておきます)女性は「ゆかっち(仮名)です」と名乗りました。どうもお2人は夫婦のようです。そして、女性は「佐々木です」と名乗り、私は「やまだと呼ばれています」と自己紹介。
しかし、前述したようにお互いの顔はほとんど見えていません。頼りは声だけ。

若干の不安を抱きつつも、カーテンの向こうへ行く時間が来ました。
さとちゃんはカーテンの向こうへ皆を誘導します。
補足ですが、この展示においてアテンダントをする人は実は皆視覚障害者なのです。
つまり暗闇のエキスパート。
カーテンという隔たりのこちらと向こう側で我々と視覚障害者の方々の立場は一気に逆転します。暗闇でも目が慣れてくると若干の視覚情報は入ってくるものですが、ここは完全な暗闇です。
何も見えません。目を閉じていても、目を開けていても同じなのです。
ここが広いのか狭いのか、皆はどこに居るのか、もちろんわかりません。
視覚以外の感覚だけが頼りです。
聴覚、触覚、嗅覚・・・
さとちゃんは落ち着いた声で、もし迷ったらすぐに助けに行きます、と心強い言葉を投げかけます。こんな暗闇ですぐに助けに来てくれるの!?と思いますが、さとちゃんにとって見える世界と見えない世界の隔たりはないのです。

一方、さっきまで、寡黙だったグループのメンバーは一気にしゃべりだします。
「えー!」「どこにいるのー?」「見えない!」
メンバーがどんな距離感に居るのかまったく分からないので、白杖でさぐりながら歩きます。
もちろん、体がぶつかったり、物かと思って人の腕を掴んでしまったりという状態です。
そういうときは事前にいわれたとおり「やまだです!」とか「ペンギンです!」と声に出します。
最初はちょっと戸惑いますが、それが暗闇の中では非常に有効な手段だと体で実感できるので、皆どんどんしゃべりだします。
そして私の参加した回ではちょうど矢田さんという男性が積極的に皆をまとめたりするムードメーカーになってくれたので、メンバー内では積極的に会話がなされることになりました。
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2009.03.26 Thursday | 14:02 | comments(0) | trackbacks(0) | おでかけ | 

ダイアログ・イン・ザ・ダーク in 東京(1)

昨日、外苑前からてくてく歩いていってまいりました。
ダイアログ・イン・ザ・ダーク。

参加者は完全に光を遮断した空間の中へ、何人かとグループを組んで入り、暗闇のエキスパートであるアテンド(視覚障害者)のサポートのもと、中を探検し、様々なシーンを体験します。
 その過程で視覚以外の様々な感覚の可能性と心地よさに気づき、そしてコミュニケーションの大切さ、人のあたたかさを思い出します。

ということで、最大90分程度の体験型展示です。
展示というと、何かみているだけのような気もしますが、前述の通りこれは「見る」という感覚を完全に遮断してしまっているので、「感じる」展示とでもいいましょうか。

とにかく、会場に着くと、6組ほどのソファがあって年齢も性別もばらばらな男女が座っています。この展示は8名ほどのグループごとに体験するようになっています。
これは暗闇の中でのコミュニケーションを目的とした最適な人数のようです。
つまり、少なすぎると暗闇に居るだけで会話も少なくコミュニケーションに対する体験ができないし、大人数にすると今度はぞろぞろ移動することになり、暗闇の中でこその人と人のコミュニケーションが十分体験できないからでしょう。もちろん、大人数だとつまづいたりぶつかったりという危険が増えるという面もあると思います。

受付にチケットを渡すと本人確認を求められます。これはなぜなのかしら。
ちょっと理由はわからなかったのですけど、チケットをもってきた別人では絶対だめという理由でもあるのでしょうか?
それはさておき、受付を済ますと係員にちょっとした説明を受けます。
貴重品も含め荷物は全てコインロッカーに預けること、そしてアクセサリーや時計などぶつかった拍子に落としてしまう可能性のあるものも外すこと・・・。
私はその時説明をよく聞いておらず腕時計をしたままだったのですが、ロッカーに荷物を入れ、ソファに座っていた際に「外したほうがよい」と係員に指摘され、再度ロッカーに時計を入れに行きました。
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2009.03.26 Thursday | 14:01 | comments(0) | trackbacks(0) | おでかけ | 

谷中と上野不忍池。

東京新聞のCMで紺野まひるさんが出演しているものがある。
CMのタイトルは「あたらしい東京」篇ということで、実際のCMはこちら

http://www.tokyohot.jp/cm.html

そこでCMの途中から紺野さんが訪れる店の和風な雰囲気が以前から気になっていたので、調べてみたところ、日暮里の谷中にある「きんじ」という店とのこと。
日暮里なぞまったく生活圏外な私にしてみれば、日暮里までいくのは結構なおでかけ。
ただ、その「きんじ」にいってみたくて、電車に揺られ日暮里に到着。

日暮里の谷中には谷中銀座という小さな商店街がある。
そこの商店街は商店街全体が町おこし的な運動をしているような感じで、レトロなつくりになっていたり、全ての店にその店を端的に表す看板がぶら下がっている。

そして、途中には芸能人がよくくる、というふれこみのメンチカツやさんが。
サイン色紙や写真、テレビのキャプチャ画像などが所狭しと張られている。
メンチカツはとりあえずあとまわしにして、商店街を通り抜け、右に曲がり少し歩くとその店はある。

「きんじ」

雑布を扱う店で、昔の着物の端切れなどを使ってかばんや財布にリメイクもしているようだ。私が行ったときは入り口に銘仙でつくった青いワンピースが飾られていた。
とてもかわいくて、日本ならではの質感と色。しかし、3万円近くしたので、とりあえず店内を物色。
かばんがかわいい。着物柄のかばんは大阪中津のZIZZで何個も買ったことのある私。
当然のことながらほしくなるけど、事前に家でネットショップの商品を見たせいで、ネットショップにはもう少し商品があったような、と思い出し、家に帰ってから改めて考えることにした。
私が店に居た間、ずっと古布でオリジナルのかばんをつくる相談をお店の店長としている女性が居た。ああいうリクエストも出来るのかな。
すきな端切れを選んで作ってもらうかばん、それもステキ。

10分ほど店内を見て、店を後にする。
さきほどかわなかったメンチカツをかって、歩きながら食べる。
吉祥寺のメンチカツは地元のクセに食べたことはなくて、(だってすごい行列なんだもの)谷中のメンチカツで十分だなと思ってしまった。(遠いけど)
ここは小さい商店街なのに活気があって、なんだかいいなと思った。
下町は元気だなぁ。
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2008.12.08 Monday | 18:41 | comments(0) | trackbacks(0) | おでかけ | 

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